高岡めぐり
米寿祝いの旅
こんばんは。妻の美由紀です。
6月末の休日に、お父さんの「米寿祝いの旅」に出かけてきました。
光男さんのお父さんです。
光男さんは末っ子ですので、54歳にして父親の米寿祝ができるのです。
息子らも万障繰り合わせ、集まってくれました。
長野県の白骨温泉です。
宿の方が、米寿祝いの衣装を用意してくださいました。
お父さんもご満悦です!
88年…様々な経験を乗り越えてこられたと思います。
土建業を営んできたお父さん。
息子らに、黒部峡谷鉄道の仕事のことなど語り聞かせていましたよ。
お陰様で、和やかなお祝いの席となりました。
息子らも3人とも成人しておりますので、素敵なお料理と共にお酒も楽しめました。
旅館の部屋からのエゾマツの風景がとても気に入ったようです。
若いころ、材木をトラックで運搬する仕事をしていたそうです。
窓から見える立派な松に感動し、帰り際まで眺めておりました。
思い出に残るいいお祝いの旅となりました。
帰宅後は、スマホで写真を共有できない父ですので、
久しぶりに写真屋さんで写真を現像し、昔ながらのアルバムに貼り、思い出の一冊にしました!
引き延ばして額に入れたりもしました。
手軽にスマホで見る写真とは違う良さを思い出しました。
忙しい合間のあれこれ
農薬を使わないというのは、簡単ではありません
こんにちは。妻の美由紀です。
お米が品薄になっているニュースが流れています。
お客様からも、心配のご連絡や、新米の問い合わせも多くなっております。
光男の米では、今までと変わりなく、ひたすら農作業に励んでおります。
収穫を終えるまで、何があるか分からないのが農業です。
地道に信じて頑張る光男さんです。
スカスカっとしている箇所が随分目立ちます。
収穫量を期待できない現実です。
前回紹介の除草作業で、植えたイネがなくなることも覚悟しなければならないのです。
かといって、すべて今回のような手作業の除草では、適期の除草に追いつきません。
農家的には、イネが青々と整然としたきれいな田んぼを見せたいのが正直なところだと思います。
しかしながら、光男の米では、無農薬、農薬9割減、化学肥料不使用という、正直な現状をご紹介します。
それが、農家を信じて買って下さるお客様への誠意だと思っております。
カエルは、農薬や化学肥料のように直接的に米作りを助ける役目ではありませんが、田んぼやその周辺の生態系の大切な一員です。
自然の生態系は、多様な生物がバランスを保ちながら生きていることによって、様々な影響を米作りにもたらしています。
私たちにとって、いいこともあれば、悪いこともあります。
食料は大事なので、農薬や化学肥料を使い収穫量を上げることも、大変価値のあることだと思います。
ただ光男の米は、生態系のバランスの中で何とか事業としてやっていくことを選び、何とかここまできた感じです。
政府の補助対象には全く当てはまらないのですが、顧客様に支えられ、光男さんの志ひとつで励んでおります!